Qt Creator 1.3 Beta リリース
Qt Creator 1.3 のβ版がリリースされています。
バージョンナンバーとしては『1.2.92』という事になるようです。
ダウンロードは、こちらから できます。
Creator 1.3(β)では「CVSサポート」等の新機能の追加以外にも使い勝手を良くする改良も行われており、例えば以下のような改良点があります。
- テキストエディタのカラースキーム サポート
- メソッドや変数が表れる部分を探し出せる
- カーソル位置の変数をハイライト表示してくれる
- 「(」や「{」にカーソルがあたると対応する括弧(or ブラケット)を【ボワン】とハイライトしてくれる
同名のものがあってもスコープを正しく解釈して探せる
他にもバグ修正や機能追加、改善などたくさんありますので詳細な変更点については、changes-1.3.0 をご参照下さい。
なお、Creator 1.3(β)版は日本語翻訳ファイル(qtcreator_ja.qm)が同梱されていますが、インストール直後は日本語化されていない状態で動作します。(環境によっては日本語化されているかも…)
以下に、同梱されている翻訳ファイルを使ってCreator 1.3(β)版を日本語化する方法をご紹介します。
Creator 1.3(β)版を日本語化するには、Creator の翻訳ファイル(qtcreator_ja.qm)だけでなくQt本体の翻訳ファイル(qt_*.qm)も必要になっています。
Qt 本体がインストールされている環境でしたら
$QT/translations
配下に、qt_ja_JP.qm ファイルがあると思いますので、そのファイルを
$QTC/share/qtcreator/translations
にコピーして、Qt Creatorを再起動するだけで日本語化されるはずです。
ちなみにQt 本体をインストールしていない、または qt_ja_JP.qm ファイルが見つからない場合は、強引な方法ですが、、、
qtcreator_ja.qm ファイルを複製して qt_ja_JP.qm にリネームする事で日本語化させる事も可能です。
さてβもリリースされた事ですし、気合入れて翻訳ファイルの更新に取り掛かっていこうかと思います。
10月 14, 2009
Posted in: リリース
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